『宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する』

今回のブックレビューは、「宇宙と物質の起源」、久々に理科系の新書BLUE BACKSからの一冊です。
BLUE BACKSは理科系に特化した新書ですから、本によっては数式が出てくることもしばしばです。数式が出てくるとそれだけで投げ出したくなりますが、一般の方を意識しているので極力数式は使わないで説明してくれたりしています。

今回も極力数式は使わない形で説明してくれています。ただ、どうしても数式を使わないといけない箇所があるようで、そこはお手上げです。(そこだけではなく、全体お手上げなのですが。)

日本語で書かれているので、日本語はわかります。しかし、私の学力では到底理解できる内容ではありません。ではなぜ読むのか。私の場合は、雰囲気を味わっている。知った気分になれる。ということです。

さて、この本のレビューを書くコーナーなのですが、この本の内容について書こうとしてもまったく文字が出てきません。一所懸命に読んだつもりなのですが、まったく理解できていないことだけが理解できます。ではこの本が面白くないのかと言われるとそうではありません。理解はできなくても面白いのです。不思議ですね。

数式もそうですが、使う数字も理解不能です。

例えば、宇宙の広さ(観測可能な)は直径:約930億光年と言われています。光年と言われてもそれは距離か?時間じゃないか!と突っ込みたくなりますが、kmで表すと

93,000,000,00光年×9,460,730,472,580.8 km/光年=8,798,479,339,500,000,000,000,000 km

乗数に直すと8.8 ×10^23km

物質の最小単位であるクオークの大きさは10^-18 m未満(小さすぎて観測はできない。)

科学者はよくもこのような単位の計算ができるものです。

この本は、「高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所」編で、この機構に属する精鋭の方々が章を分担して書いています。最先端の研究結果に基づいた情報と知識を集積して宇宙と物質の成り立ちを解説しています。素晴らしいことに「点字本プロジェクト」の後押しを得て、点字本化されたそうです。

https://www2.kek.jp/ipns/ja/braillebook_project/

で点字本の入手先情報を得ることが出来ます。

『宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する』
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(編)
発行:講談社
新書判 320ページ
定価 1,320 円(税込)
書店発売日2024年3月21日

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