行列のできるオムライス屋さん

ケロムレストさんは創業22年になる井尻商店街で人気のオムライス専門店です。

糸島産の卵や九州醤油など、地元の食材をふんだんに使ったオムライスが、他では味わえないと話題になり、その写真映えするビジュアルも相まって、県外の方がわざわざ食べに来られるくらい大人気です!

看板メニューは伊丹十三監督が発案し、自身の作品「タンポポ」の中で登場したのが発祥とされる、通称たんぽぽオムライスです。形の綺麗なオムレツを切って開くと、半熟のふわトロ卵が広がってとっても食欲をそそられます。

スタンダードなオムライス以外にも、一見クレープのような見た目のハンドオムライスや、アイスクリームがのったトーストなど手軽に食べられるスイーツもあるので、ちょっとしたカフェ利用でも良いかもしれません♪

かなりの人気店のため休日は行列が出来ており、なかなか入りづらいことも多いですが、ウーバーなどでデリバリーも可能ですので、興味はあったけど並んでるからと諦めていた方は是非一度お試しください!

ちなみに「自宅でもケロムレストの味を再現したい」という方には、卵、甘ダレ、ケチャップなどの食材の販売もございますので利用されてみてはいかがでしょうか?

その他にもキーホルダーやマグネットなどのオリジナルグッズの販売もされていてとても可愛かったです!

店名は「オムレツ」の語源から

オムレツは中世からフランスで食べられるようになった家庭料理です。

その語源については、形が似ていたのでラテン語で「小さな板=lamella」が変化して言われるようになった、古くにあった卵料理オウア・メリータからきてるなど、複数説ありますが、店名の由来となったのは「ケム・オ・ム・レスト」が語源だとする説です。

昔むかし、フランスの王様が空腹を抱え、立ち寄った民家で 「腹が減りすぎて死にそうだ!何でもいいから早く作ってくれ!!」 と叫んだそうです。驚いた民家の主人は、とりあえず手元にあった卵を溶いて素早く焼き上げました。

その早さに「quel homme leste ケム・オ・ム・レスト!(なんて素早い男だ)」 と王様が感嘆したことがきっかけで、以後その料理をオムレツと呼ぶようになりました。

なんかヨーロッパの童話っぽいエピソードですけど、サッと作れて美味しいオムレツのイメージに合った説ですよね(笑)ちなみにオムレツの起源はフランスですが、オムライスの発祥は明治時代の日本とのことで、実はオムライスは和製英語なんですね。

確かに日本の人気な家庭料理と言えば、カレーかハンバーグかオムライスか、と思い浮かべるように、かなり日本人の生活に根付いた料理のように思います。何よりオムライスが嫌いな子供っていませんし!(笑)

これだけオムライスの話をしたので、皆さんもそろそろオムライスの気分になってきた頃だと思います。

よければ今日はケロムレストに立ち寄ってオムライスに舌鼓をうちませんか。

店舗詳細

  • 所在地
    〒811-1302 福岡県福岡市南区井尻4丁目2−1 関ビル 1F
  • 電車でお越しの場合
    西鉄井尻駅下車後 井尻商店街入口付近
  • 営業時間
    12:00-19:00(火曜日定休)