還暦を迎えました
先日、還暦を迎えました。昔に比べて長生きになったとはいえ、自分が還暦を迎えることには、感慨深いものがあります。1・2か月ほど早く還暦を迎えた中学の同級生から、「還暦の世界へようこそ」というLINEをもらいました。ようこそと言われても、うれしくもなんともないのですが。
還暦は、「暦が還(かえ)った」という意味で「還暦(かんれき)」と言うそうです。この場合の「暦」とは干支のことを指します。干支は、十干と十二支の組み合わせから出来ているそうです。十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなり、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっています。十干は甲・乙・丙・丁くらいしか馴染みがありません。十二支はその年の年賀状の顔になるので馴染みがありますね。10と12の組み合わせなので120の干支がありそうですが、干支は60種類です。理由は10と12の最小公倍数だそうです。なので、60歳で「暦が還(かえ)った」ということになるそうです。
60歳の年齢は、サラリーマンなら定年退職が頭に浮かびます。私の場合、還暦の7年前に退職してしまいましたが、同期で入社した友たちが、定年退職を迎えていきます。私は、毎日バタバタした生活を送っていますが、定年を迎える彼らの心には、一抹の寂しさがあるのではないかと思っています。
そうそう、銀行時代一緒に働いたお嬢様達(今は立派なおば様達)から、還暦のお祝いをしていただきました。
どうしても赤いものを着せたかったようで、真っ赤な還暦トランクスをプレゼントしてもらいました。
この頃、自分の2,3歳のころの写真を見て思います。とてもとても長い時が経ったなあと。