定期借家制度とは?

従来型の賃貸借契約は、正当事由(貸主がその建物を自己使用する理由など)が存在しない限り、家主からの更新拒絶ができず、自動的に契約が更新されるため、借主保護の側面が大変強い制度です。定期借家制度は、貸主と借主の権利についてもう少し均衡を図ろうとする制度です。

定期建物賃貸借契約と普通建物賃貸借契約の違いは下の表のとおりです(国土交通省HPより)

普通借家契約は、借主からの申し出がない場合実際の契約解除は難しいのが現状ですが、定期借家は、期間が到来した場合契約が終了します。定期借家契約が広く普及されることが望まれますが、貸しにくいという点でなかなか普及が進まない状況です。

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