『FACT FULNESS』
今回のブックレビューは、
「FACT FULNESS」です。
2020年に日本でもベストセラーになったので多くの方が知っているのではないでしょうか。
ビル・ゲイツも「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」と言っています。
(ビル・ゲイツはこの本の中でかなり褒められているから、彼の言葉は??という気もしますが・・・)
ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につくというのがこの本の主旨です。
10の思い込みについては、この本の1章から10章に章立てされて詳しく説明されています。
世の中を正しく見るためには、このような思い込みを一つ一つ確認していくことが必要だと訴えています。
確かにその通りです。そこには全く同意します。
では、何故、ここで賢い人と言われている方が10の思い込みに囚われるのか。
ここでは、「10の本能」がそうさせると説明しています。人は10の本能に沿って考えやすいから思い込みをしてしまう。=間違えるということです。本能を覆すのは難しいですね。
それに加えて、世の中にあふれている情報は、「10の本能」を促進させる情報ばかりであることが、人の判断を誤らせるようです。人は当たり前の情報には興味を示しません。例外の情報に目が行きがちです。そのため、情報発信側も発信する情報はイレギュラーな情報を積極的に発信します。
日本では、毎年3000人ほどがインフルエンザで亡くなっていますが、インフルエンザで死んだというニュースは見たことがありません。
イレギュラーな情報に満ちた社会で、思い込みを取り除くのは決して容易なことではないと思います。
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