長く井尻で愛されるネパールカレー

THAMEL BAZZAARさんは、今年で創業10周年を迎える、井尻商店街でもひときわ人気の高い本格ネパールカレーのお店です。地元の人々はもちろん、遠方から足を運ぶ常連さんも多く、長年にわたって愛され続けてきました。

4年前にはお店を全面的に改装し、お隣には本場ネパールから直輸入した香辛料を取り揃えるスパイスショップも併設され、料理好きの方にも人気を集めています。

料理のコンセプトは「本場ネパールの味をそのままに」。現地の家庭や食堂で親しまれている味を日本でも味わってほしいという想いから、使用するスパイスや調理法にも一切妥協せず、丁寧に仕込まれています。

看板メニューは、ランチやディナーで楽しめるカレーとナンのセット。香り高く深みのあるカレーと、焼きたてナンの組み合わせは、一度食べればクセになる味わいです。

中でもおすすめは「タメリセット」。カレーとライスに加え、サラダや日替わりの肉料理が盛られた豪華なプレートで、ネパールの定食スタイルを思わせるボリューム満点の一皿。さらに、ネパールの伝統的な保存食「スクティ」(マトンの燻製)もぜひ味わっていただきたい逸品。香ばしくスパイシーな味わいがクセになります。

一品料理のバリエーションも豊富で、どれもお酒との相性抜群。おつまみ感覚で楽しめるので、ちょっと一杯飲みたい時にもぴったりです。また、テイクアウトも対応しており、忙しい日やおうちでゆっくり楽しみたい方にも嬉しいサービスとなっています。

ちなみに、ランチタイムにはライスとナンのおかわりが自由!しっかり食べたい方や、食べ盛りの学生さんにもおすすめのサービスです。是非お試しください。

身近な国際交流の場

ネパールカレーのお店においては、料理長がその味の決め手となります。言い換えれば、お店のおいしさは料理長の腕前にすべてがかかっていると言っても過言ではありません。

そんな重要なポジションを担っているのが、タパさんという笑顔がとても素敵な料理長です。彼の柔らかな笑顔は、初めて訪れるお客さんの緊張も自然とほぐしてくれます。

タパさんは本場ネパールの一流ホテルで長年にわたって修行を積んだ経験があり、その確かな技術と深い知識はまさに折り紙つき。香辛料の使い方や火加減、食材の組み合わせに至るまで、一皿一皿に彼のこだわりと真心が詰まっています。

その実力と人柄に惹かれて、店内はいつもタパさんを慕うネパール出身のお客さまでにぎわっています。まるで祖国を思い出させてくれるような、安心感のある場所になっているのです。

さらに、このお店の魅力はそれだけにとどまりません。ネパール人や日本人のお客さまはもちろんのこと、中国、ミャンマー、パキスタンなど、井尻に暮らすさまざまな国籍の方々が自然と集まってくる、多文化が交差する空間となっています。

店内の雰囲気もまた魅力的で、異国情緒あふれるエスニックな装飾や心地よい音楽が流れ、まるで海外の小さな食堂を訪れたかのような気分にさせてくれます。

そんな温かく、多国籍でありながらも居心地の良いこのお店は、まさに地域の小さな国際交流の場。食を通じて人と人がつながる素敵な空間となっています。

是非少しでも興味のある方はお店に足を運んでみてくださいね。

※こちらに掲載の店舗の情報は取材当時のものです。変更になっている場合がありますのでご確認の上お出かけください。

店舗詳細

  • 所在地
    〒811-1302 福岡県福岡市南区井尻4丁目2−40
  • 電車でお越しの場合
    西鉄井尻駅下車後 井尻商店街中央付近
  • 営業時間
    11:00-23:00