不動産と無関係な話―映画編―
どうもこんにちは、友仁です。
もうすぐゴールデンウィークです。
今年は天皇様の退位と即位が重なって、人によってはなんでも10連休になるところもあるとか。
長い休みはうらやましい限りですが、よそはよそ、うちはうち。弊社はバリバリ働いておりますのでお部屋探しにご来店されてくださいね。
映画の話
今回は珍しくプロレス関連の記事ではなく、私の好きな映画について話したいと思います。
というのも、こないだ久しぶりに好きな映画を観てその余韻があると言いますか…
本当に好きな映画って何回も観たくなりますよね。
1.フォレストガンプ
トムハンクス主演のヒューマンドラマですね。
かなり有名なので、洋画を観られる方は皆さんご存じなのではないでしょうか?
主人公フォレストの波乱万丈な人生が本人の一人語り調に回想される映画で、主人公のひたむきさに感動するいい作品です。
人生、楽しいこともつらいこともあるんだけど、そんなのものともせずに、誠実に一所懸命に生きる主人公には本当に励まされますよね。
言うなればこれはフォレストのサクセスストーリーなのですが、陰と陽、主人公が成功していく陰には転落人生を送るキャラクターもいて…。うーん、考えさせられます。
その時代毎の時事ネタを取り入れたりもあるので、わかる人にはクスっと笑えるシーンも沢山ありますよ。
Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.
これは主人公の母親の名台詞なのですが、
人生はチョコレートの箱のようなもの。 開けてみるまで中身はわからない。
って意味です。
人によっていろんな捉え方はあるので考察はしないですが、本当にいい言葉ですね。
このセリフ、アメリカではめちゃめちゃ有名で、ことわざみたいに使われてるそうです(笑)
2.グッド・ウィル・ハンティング
若かりし日のマットデイモンと2014年に他界された名優ロビンウィリアムスが共演された名作です。
才能があるのに貧乏なせいで、下町で日銭を稼ぐ生活を送る主人公ウィル(マットデイモン)が、清掃に入った大学でその才能を見初められて大学で学べることとなります。
しかし、素行が悪いウィルは同時にカウンセリングを受けることが条件にされるのですが、そのなかで出会うのが心理学の教授ショーン(ロビンウィリアムス)。
ウィルとショーンの出会いはお互いを変え、また2人の間にも奇妙な友情が生まれていく…。
素敵な二人と、素敵な隣人たちが織り成すとびっきり素敵な物語です。
僕、ほんと友情モノって弱いんですよね(笑)
涙腺にビシビシ来ちゃいます。
「君は悪くない」
ショーンがウィルの境遇を知り、そして今の反発ばかりしているウィルを受け入れた時のセリフです。号泣するウィルをハグしながらこの言葉を連呼するシーンは涙なしには見れません。
人って、きっと誰かに認められたいし、同情してほしいし、許してほしいんです。それを初めてしてもらったウィルが涙をこらえられないのも無理はないですよね。
あと僕はウィルの友人のチャッキーの事も大好きです。
「俺の一日の最高な瞬間を教えてやるよ。お前が家を出てくるのを待つ10秒間だ。ドアをノックしてもお前はもう出てこない。そんな瞬間を楽しみにしてるんだよ」
友人たちと今までのように馬鹿やって過ごすのも悪くない、とウィルが言った後にチャッキーが言ったセリフです。
チャッキーはウィルが非凡であることを知る友人で、一緒に過ごす日々を楽しくも思いつつも、ウィルがもっと大きなステージに羽ばたくことを心のどこかで望んでいます。
尻込みするウィルの尻をたたく言葉。本当素敵な関係ですよね。
作中で、チャッキーたちがウィルの家の前まで車で迎えに来て、ドアをノックするという描写が何度も出てきます。
あんまりネタバレは言いたくないのですが、ラストシーンでドアをノックした後のチャッキーの何とも言えない表情が僕はたまらなく好きなんです。
3.この世界の片隅に
2016年に公開された日本のアニメ映画です。
世界大戦末期の広島・呉が舞台の戦争映画…なのかなぁ?ヒューマンドラマって方が僕の感覚的には近いですね。
原作は漫画で、映画自体もかなりの低予算で作られたみたいです。でも、話題が話題を呼び異例のヒットしたとか…。
この映画、僕個人としては2回しか観ていないのですが、なぜ今回選出したのかというと、是非観てほしい映画だからです。
題材が戦争ということもあり正直、観ててしんどい部分は少なからずあります。
でも、ポップな絵の中に感じる当時の人々の確かな息遣い。戦争の中を生きていた兵士でもない女性達の生活のリアル。
また、絵もとってもきれいで見入ってしまうような…。それだけでも見る価値があります。
過去何度も扱われてきた戦争という題材。でも簡単な題材というわけでもなく、いろんな視点があって、いろんな感情を描かないといけません。
“すず”という当時の一般女性の視点を描いたこの映画。僕はとても感銘を受けました。
正直この映画は賛否両論だと思います。(戦争映画にそういったものはつきものかもしれませんが)
観る人によって感じ方は大きく変わるのじゃないかと。
正直、僕自身この映画を観て感じた気持ちをまとめるのが難しくて困っています(笑)
一回観てみてくださいよ!
以下ネタバレになるのですが、僕が個人的に衝撃を受けたシーンは後半の玉音放送のシーンです。
戦争モノに玉音放送って言えばつきものですが、このシーンでよく見る登場人物の感情は「安心感」「悲壮感」「絶望感」など…。なんとなく皆このころには疲れ切った顔をしているイメージでした。
でも今作の主人公すずは「怒り」。天皇の降伏宣言に強い怒りを示したのです。
すずも長い戦争に翻弄されて、傷ついて、疲れ切っていました。それに直接戦地に赴いている兵士でもない。
普通だったらほっとしませんか?亡くなった遺族を思って悲しくなったりしませんか?
でも、現代人的な感性では理解はしずらいのですが、もしかするとこの「怒り」という感情も当時のリアルな感情なのかもしれません。
もちろん前者のような悲しむ人たちも多くいたのは間違いないでしょう。実際、現代でクローズアップされるのはこちらの方ばかりで、みんなそうだったのかと錯覚していたのかもしれません。
だからすずの感情に対して、今までの固定観念が砕け散ったように感じました。
この映画でそれまでのすずを観てくれば、その時のすずの「怒り」が不自然だとは思えなかったので。でもどこかで「戦争映画だし悲しい雰囲気でお涙頂戴!」みたいになるんだろうなぁと決めつけていた僕もいて…。
うーーーん、複雑だ(笑)
本当に抱いた感想を言葉にしずらい映画ですね。
僕はこの映画の総評を2~3行の言葉でまとめる術を持っていません。
なので、是非観てほしい映画ということで名前を上げました。
一度見て、それぞれその胸でこの映画を感じてください。僕から言えるのはそれだけです。
来週
話は全く変わるんですけど、来週の5/4に新日本プロレスのレスリングどんたくを見に行くんですよ!!!
楽しみだなぁ。
飯伏もオカダも生で見れるなんて!!!
次のブログはそれについて書きますね!
ではまた!!!