5.インカムゲインとキャピタルゲイン

投資による利益について

投資による利益は大きくインカムゲインとキャピタルゲインに分けられます。

  1. インカムゲイン
    インカムゲインとは、銀行預金で言えば「利息」にあたります。
    株式投資ですと、「配当」が当たります。不動産投資の場合は、「家賃収入」が該当します。
  2. キャピタルゲイン
    キャピタルは資本という意味です。資本であるキャピタルがゲインいわゆる増加するということです。
    投資した資本の価値の増加がキャピタルゲインです。
    銀行預金の場合、元本は変わりませんのでキャピタルゲインはありません。
    株式投資の場合、購入した株式の価格が上昇した場合の上昇部分がキャピタルゲインに当たります。
    不動産投資の場合、購入した不動産が売却したときに購入価格より高く売れた場合の差額がキャピタルゲインにあたります。

投資は、インカムゲインとキャピタルゲインのどちらかまたは両方で価値の増加を求めるものです。
キャピタルゲインを狙える投資商品は、「キャピタルロス」が発生する可能性があります。
資産の価値が上がる可能性がある商品は、反面、価値が下がることもあるということです。
元本が保証されている銀行預金は、キャピタルゲインを求めることができません。
その代わり、安全性が高いということになります。