米国の債務上限問題

今回は、巷で話題となっている米国の債務上限問題について適当に話してみます。なんで適当かというと、私は専門家ではないからです。だから、適当に読んでください。(笑)

米連邦政府が発行できる国債などの総額は法律で定められており、これを債務上限と呼びます。議会で債務の上限を上げることとは、国債を発行することについて米国議会で承認を得ることです。承認が得られないと、国債の元本償還や利払いに回す資金が調達できず債務不履行(デフォルト)に陥ることになります。 この記事を書いている段階では、米国与野党のトップ同士が基本合意したということで、今後どうなるかわかりませんが、何とか落ち着きそうな気配です。ちなみに、アメリカの債務総額はすでに30兆ドル(4000兆円)を超えていますので、アメリカもなかなかの借金大国ですね。

出典元:世界経済のネタ帳https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=GGXWDG&c1=US&s=&e=

アメリカがデフォルトするとどんなことになるのか予想がつきませんが、世界経済は大変なことになるでしょう。米国債務は2001年から5倍に膨れ上がっており、今後も増加していくことが予想されています。今回落ち着いてもこの問題はすぐに再燃するでしょう。

翻って日本もなかなかの借金大国で、1200兆円を突破しています。対GDP比率で見た場合、日本はGDP比261%で断トツの世界ナンバー1。アメリカは121%で世界12位なので、日本よりよほど健全です。(アメリカではGDP比121%で大きな問題として認識されているのに、261%の日本では、国会で議論もされないことが心配です。)

まあ、今の世界はどの国も借金だらけのチキンレースの様相で、レースを降りたら負けみたいな状況でしょうか。ビートたけしが言ってたなぁ。赤信号、みんなで渡れば怖くない。

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