不動産と無関係な話―近頃のプロレス業界―
皆さんお久しぶりです、友仁です。
ずっとブログをさぼっていました。本当に申し訳ない限りです。
言い訳はしません。サボっていました(ドン!!!
僕がさぼっていた間にもプロレス業界には大きな風が吹いています。
2019年の5~6月は業界が驚くほど変化した期間だったのではないでしょうか?
業界に起こったいくつかの事件をWWEを中心において解説していきます。
AEW旗揚げ興行『Double Or Nothing』の成功
先月の5/25に注目の『Double Or Nothing』が開催されました。
興行自体は大成功。会場も大盛り上がりの、WWE首脳陣冷や汗。
全世界のプロレスファンが期待していた以上の反響でした。
WWEの関係者たちももちろん見ていたらしく…。
首脳陣はAEWを舐めたらいけないと強く感じ、またレスラーたちはWWE以外の大きな選択肢の登場に胸躍らせたでしょう。
「この団体ならWWEと同じくらい金もくれながら、プロレスラーとして自分を輝かせてくれるんじゃないか」そう思うレスラーが今、WWEに所属している中にどれだけいるか…。
WWEは以前から金払いと知名度はありましたが、レスラーの起用方法には問題を抱えてましたから…。
まあただ、いちプロレスファンとしては、この興行で一番のニュースは「成功したしてない」ではないんですよね。
アンブローズからモクスリーへ
一番のビッグニュースはやはりジョン・モクスリーのAEW契約、新日本プロレス参戦でしょう。
あの人まじでやばい。(語彙力
(ジョンモクスリーとはアンブローズのインディーズ時代に使っていた名前。現在使用中)
WWE円満退社
↓
WWE「アンブローズ良い奴やし、よー働いてくれた。これからも頑張ってまたWWEに戻って来てくれな?あ、円満退社やしインディーズやったら出場していいで」
(WWEは通常、退職者と90日間の業務停止処分を約束している)
アンブロ「あざっす。WWEさんにはバリお世話になりましたわ」
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ジョンモク「ウェエエェェイ!WWE退職したったぜぇ、さてAEWに電話しよ」
↓
Double Or Nothing当日~
ジョンモク「よっしゃメインイベントで乱入してオメガ襲って存在感しめそ」
ボコスカ!!!ダーティディーズ!!!!!ウェイモウイッチョ!!!
試合後AEWインスタ『F〇CK WWE』
↓
WWE「あいつまじブ〇す」
↓
新日本Twitter「6/5両国大会ジョンモクスリー緊急参戦」
ジョンモク「G1もでます」
↓
WWE「末代まで呪ってやる」←イマココ
とまあこんな感じなんですけど、モクスリーのやばさとは別に、ここからふたつの面白い推測ができます。
1. AEWと新日本プロレスの関係
2. WWEとAEWの関係
まず、新日本プロレスとAEWは、ケニーオメガとヤングバックスが離脱する形だったのであまり仲が良くない可能性がありました。
ケニーはインタビューで新日などとも交流したい的なことは言っていたみたいですが、正直新日本プロレスからしたら裏切られたような形だったはずなので、提携とかはするとしてもほとぼりが冷めてからなのかなぁ、なんて思ってたんですが…。
AEWとフルタイム契約しているジェリコとモクスリーが新日に参加するって、やっぱりそーいうことですよねぇ。
こりゃもしかしたら今の新日本プロレスとROHみたいな関係になるのも近いのかもしれませんね。
少なくとも新日本プロレスのベルトであるIWGPUS王座はAEWのジョンモクスリーが所持している状態なわけですし…。
そいで、次にWWEとAEWの関係。
これに関しては僕の憶測がかなり入ってくるのですが、現状の両者ってお互いの興行の中で牽制しあっているような感じですよね。
AEWでは上記の通り、モクスリーの挑発。
WWEはサミ・ゼインやブレイ・ワイアットを使ったAEWへの警告。
いつか見たような光景ですよねぇ(笑)
最近、WWEは過去のアティチュード路線を復活させようとしているみたいですし…。
(90年代後半に流行った、チョイ悪路線。お下品なDXというチームや、社長のビンスをオースチンという荒くれレスラーがボコボコにするのが大変ウケた)
まあ要するにWWF(現WWE)対WCWの視聴率戦争を、WWEとAEWで再びやろうとしているのでは?という推測です。
実際、直近で行われたWWEのPPVは明らかにAEWの興行を意識した試合内容でした。
WWEには珍しくショー的な試合が少なかったように感じます。
おそらく現段階はお互いが相手の出方をうかがっている状況なんでしょうが、どうなんですかねぇ。
普通に団体間の潰し合いが始まるんですかね?
で、個人的にこうだったらめちゃ面白いなぁって展開は
『WWEとAEW裏でつながっている説』
今の状況も、これから先に起こるであろう団体間の抗争も全部仕組まれているものだったら面白いのになぁと思います。
もちろんWWEのトップがビンスの限りそんなことはあり得ないんですが…。
もしも、もしもですよ。
WWE&AEWが近年のファンのプロレス離れを憂い、プロレスの復権の為に業界を盛り上げようと力を合わせていたりしたら。
これはとんでもないことですよ。
会社としての立場もあるので難しいのは分かるんですけど、プロレスという業界の為に今こそ一致団結してほしいんですがねぇ。
まあそんなこんなでプロレス業界はますます目が離せない展開が続きそうです。
引き続き追っていきます。。。