風呂で本を読む
腰を据えて本を読むことが少なくなりました。
この頃一番本を読んだのは、オープンハウスを開催した時、お客様をお待ちしている時間に集中して本を読んだくらいです。
オープンハウスは、5,6時間行っているのですが、よく来ていただいても5,6組くらい。調子が悪いと全く来客がない日もあります。
そうすると、その時間普段読めなくなった本を読むということになります。
では、日常ではどのように本を読むかというと、お風呂に入っている時間です。
本を持って、湯船につかり、体を洗う前の10分間が読書タイムです。
わずかな読書タイム、ゆっくりとリラックスする大切な時間。
手に取った本は
なかなかハードです。というか、相当ハードです。リラックスの対極にあるような本です。
Amazonでの本の紹介は以下のようなものです。
差別とはいかなる人間的事態なのか? 他者に対する否定的感情(不快・嫌悪・軽蔑・恐怖)とその裏返しとしての自己に対する肯定的感情(誇り・自尊心・帰属意識・向上心)、そして「誠実性」の危うさの考察で解明される差別感情の本質。自分や帰属集団を誇り優越感に浸るわれらのうちに蠢く感情を抉り出し、「自己批判精神」と「繊細な精神」をもって戦い続けることを訴える、哲学者の挑戦。
私は何故、ゆっくりとくつろぎの時間に対極にあるようなこの本を読むのでしょう。
224ページの本ですが、一日10分、細切れに読み続けて一カ月。やっと読了。
きっと、このブログを読んだ方は変わったやつだと思うでしょうが、このブログを読む方の大半は私をよく知っている方でしょうから、変わったやつだとはご存じのとおり。
さあ、次はお風呂だ何を読もうか。