やっと読み終えた
一昨年から話題の「サピエンス全史」をやっと読み終えました。
昨年の3月くらいには購入していたと思いますが、会社の設立に重なって下巻を読めずにいました。
2月からオープンハウスをやるようになり、お客様をお待ちする間の空き時間(ほとんどずっと空き時間なんですが)に本を読みだしたので、下巻に手を付けやっと今日読了しました。
さすがに評判の本だけあって面白いですね。
マクロ的な観点から歴史をとらえて、文明の発達により人類は豊かになったが、果たして人類は幸せになったのか。あるいは今後幸せになるのかと問うています。
著者は、「人類は、目的も持たずにやみくもに展開する進化の過程の所産だ。」「人々が自分の人生に認める意義は、いかなるものも単なる妄想にすぎない。」と言っています。
「人類の知識量を増大させる自分の人生には意義があるという科学者も、祖国を守るために戦う自分の人生には意義があると断言する兵士も、新たに会社を設立することに人生の意義を見出す起業家も、・・・・妄想に取りつかれているのだ。」と。
その通りだと納得する自分と、新たに会社を設立することに人生の意義を見出す自分がいます。
私は会社の名前を「ライフ・バリュー・クリエーション」としました。
マクロ的な視点からは、「人々が自分の人生に認める意義は、いかなるものも単なる妄想」かもしれませんが、「進化の過程の中に生きる私たちのその過程の中にも人生の意義がある。」と私は考えます。
すべての人が、悔いのない人生を送ることは難しいことですが、私自身が悔いのない生き方をし、私の生き方がほかの方の人生の役に立てることを目指します。
それが、私にとっての「ライフ・バリュー・クリエーション」です。