力の差
できるだけ早く売り上げを上げたいと、賃貸仲介に力を注いでいるんですが、やっぱり、客付け専業の方は違いますね。コスト。労力。力の差というか専業の方の力をまざまざと見せつけられます。
客付け専業の方とは違うアプローチをしていかなければならないのですが、客付け専業の方は流石に想定されるありとあらゆる方法を行っていますね。ニッチな世界で生きていければいいんですが、客付け専業さんがありとあらゆる方法を行っていますから、なかなかニッチな世界が見つかりません。
自分で管理物件を持てるようになれば、それなりに有利になってきますけど、当然、すぐに管理物件を持てるわけではありませんし、管理物件は元付さんがしっかりと押さえていますから、これまた大変。
オーナーで管理会社に不満を持っている方が多いという話はよく聞きますが、実際これを替えていただけるとなると別問題。これまでの付き合いとかも当然ありますし、不満だけじゃあなかなか切り替わらないですね。周辺の不動産会社も虎視眈々と狙っていますし。いやあ、日本の不動産業界は熾烈な競争だ。
この世界で生き抜くためには相当の抜け目なさが必要だと多くの方から言われましたがその通りですね。理念とか理想とかで生きていける世界じゃないことを痛烈に感じるこの頃です。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ(笑い事ではない!!!!)
それにしても、不動産業界は、特殊な業界です。
一番最たるものが、民法で禁じられている「双方代理」が、不動産の取引では「媒介」として双方を仲介することを認めています。法的には許容されているようでしょうが、一般的に個人の最も大きな資産の取引において、「双方代理」と思わせるようなことを認めているのはどうかと思います。(正直、詭弁だと思っています。)
ソニー不動産は、基本姿勢として売主側にしか立たないという方針です。民進党(当時の民主党)も、改正することを求めていました。今は民進党もそれどころじゃないんでしょうけど。
確かに、手数料3%と6%の差は大きいので、業界としては反対でしょうね。けど、考え方としては、パイは変わりませんし、現在成果を上げている業者はやっぱり現状と変わらないそれなりの成果を上げると思います。
PPTなんかの外圧で変わるより、自主的に見直して、後ろ指をさされないような対応をしたほうが、最終的には業界のためになると思うのは僕だけかな。
力の差を感じてしまったので、腹いせに業界をディスってみました。