墓じまい

私もそろそろいい年になってきました。そのせいか自分がいなくなる時のことも考えるようになります。その中の一つとして、「墓じまい」があります。

私も故郷を離れて40年になりますし、故郷に帰って生活することはないと思います。故郷には兄弟がいますが、兄弟の子供たちは故郷を離れています。私の子供たちの代では、先祖代々の墓を守る人がいなくなるのは明らかですし、私の子供や兄弟の子供たちに、墓を守る負担を負わせたくもありません。そうすると必然的に「墓じまい」となってきます。

私の故郷では、お盆の夜、墓に提灯をともして、お墓で花火をするのが習慣でした。夜になると、提灯の明かりが煌々と灯り、花火があちらこちらできらきらと光を放っていましたが、この頃は灯がともるお墓がめっきり少なくなりました。寂しい気もしますが、自分たちの代できちんと整理しようという話になり、今年中に「墓じまい」を行うことにしました。

「墓じまい」をしようとすると、それなりのお金がかかるようです。お仏壇で有名な会社のホームページには、墓じまい費用は平均で30万円~300万円と書いてありました。それって平均?と突っ込みたくなりましたが、単純に墓石を整理するだけでも、50万~の費用が掛かりますし、その後の供養費用が高いようです。特に永代供養とかにするとなかなかの費用が掛かるみたいです。

読売新聞の今年1月12日の記事によると、2019~23年度の公営墓地の利用者は減少しているそうです。福岡市では「公営合葬墓」を2021年度から運用開始したそうです。

「家」という制度が弱くなり、「個人」中心の制度に変わってきたこと、少子化、都市化などが背景にあると思います。

私自身は、死んだらそれで終わりだと考えているので、私自身の墓は必要ないと思っています。葬式も不要だし、願わくば朽ちて大地に帰りたいと思いますが、衛生上の問題とかでそれはできないようです。100歩譲って、骨になったらどこか誰にも迷惑のかからないところに捨ててもらいたいと思います。息子が昔「鳥葬にしてやる」と言っていましたが、死んでからならそれでもいいと思うこの頃です。

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