トランプ大統領誕生の影響
アメリカ大統領選挙は、開票前までまれにみる接戦といわれていましたが、開票が始まると早々にトランプ氏が圧勝で大統領に返り咲きました。
トランプ氏の発言やトランプ氏がいくつもの裁判を抱えており、有罪判決が出ているものもある事を考えると、日本では到底勝利できないと思います。しかし、アメリカが彼を選択したのは、多くのアメリカの労働者層の生活がかなり厳しいからでしょう。
さて、トランプ大統領となった場合、日本の不動産市場はどのような影響けるでしょうか。私は、専門家ではないので、適当に考えてみます。
- トランプはアメリカの景気をあげる政策を打ち出し、関税を高くします。
- アメリカの景気が拡大するとインフレになるので、インフレ抑制のためアメリカの金利が上昇します。
- 日米の金利差が拡大するので、円が売られ円安となります。金利幅を縮小しようとするため、国内金利が上昇します。
- 円安となるので、輸入品が高くなり、関税が高くなるので、輸出が落ち込みます。
- 何も手を打たなければ、日本の国内景気は悪くなります。
- 金利の上昇と景気の落ち込みは、これまで低金利で融資を受けていた住宅ローン、アパートローンの借り手を直撃します。かなり厳しめの返済計画を立てていた方から債務不履行になってしまう人も出てくる可能性があります。コロナ融資などで何とか持ちこたえていた事業者も苦しくなるところが出てきます。
どうやら、私の見立てでは、日本にとってトランプ大統領はあまり好ましくないようです。
一方で、トランプ氏はロシアーウクライナ戦争を終結させると言っています。どのような結果で終結させるかはわかりませんが、仮に終結が実現すれば、(イスラムーパレスチナ戦争は残りますが。)世界経済的にはプラスに働くと考えられます。
まあ、適当なことを書いてみました。与太話だと思ってください。 テレビでは、毎日朝から晩までいろんな専門家がいろいろなことを言っていますので、そちらの方がより詳しくて面白いと思います。