サブスクリプション
先日、アマゾンのアマゾンプライムのサービスが凄まじいと書かせていただきましたが、今週の週刊ダイアモンドは、アマゾンプライムのようなサービス形態である「サブスクリプション」が特集されています。
サブスクリプションとは、「新聞や雑誌の定期購読」や「予約購読」という意味だそうですが、GAFAと呼ばれる巨大企業に代表されるような企業が毎月定額でいろいろなサービスを提供するようになり、経済活動におけるサービス提供手段とし巨大な潮流となっているようです。週刊ダイヤモンドでは最大の要因は「所有から利用へ」という消費者志向の変化だと言っています。確かに、今の若者は車を所有する意識が低くなっているそうです。所有しようとするとそれだけ大きなコストがかかりますから、実利としてのサービスを得ることが出来れば所有しなくてもコストが低いほうが良いと考えているようです。
不動産で考えた場合、賃貸はある種のサブスクリプションです。この頃流行りのシェアハウスもそうでしょう。不動産は所有するため大きな資金を必要とすることから、不動産にはサブスクリプション的なサービスが最初からあったのですね。今後、日本の実質的な生活習水準が低下していく中で、賃貸の基本的なすそ野は広がると思います。昭和の時代は、家を持つことが人生の大きな目標となっていましたが、これからの時代は家に縛られない生活をしていきたいと考える人が多くなってくるのだと思います。生活の多様化や価値観の多様化も大きいと考えます。
現在話題になっているサブスクリプションは、不動産業界においてもこれまでの賃貸とかとはまた異なった新しい形のサービスを創造すると思います。 不動産業界でも新しい勢いのある会社が新しいサービスを提供していくのではないでしょうか。弊社でも新しい提案をしていければと思ったりしますが、一番大切なのは、その方が本当に幸せであるかだと思います。弊社の基本は、幸せを提供できる会社であること。そのことを忘れず、取り組んでいきたいと思います。
けど、サブスクリプションの衝撃は凄まじいですね。